胆嚢結石!癌との関連は?

胆嚢結石!癌との関連は?

健康診断でも指摘されたことがある方が多いのではないでしょうか。

厚生労働省の調査でも、胆嚢結石のある方が年々増加しているとの報告があります。

今回は心配される方も多いであろう、癌との関連についてお話します。

胆嚢結石とは

胆嚢の中で、消化液(胆汁)が固まってできた結石のことです。

結石があるだけでは問題ないですが、
様々な症状を引き起こすことがあります。

以下で詳しくお話ししています。
https://surgeon-s.com/gallstone/

胆嚢癌とは

文字通り胆嚢に生じた癌で、
胆管癌、乳頭部癌と合わせ、胆道癌に含まれます。

早期には無症状であることが多く、
黄疸(皮膚が黄色くなる)や腹痛などの症状を認めた際には進行していることが多いです。

近年ではCTやMRIにて早期に発見されることも増えてきています。

根治的治療は外科的切除(手術)しかなく
ほかに抗がん剤や放射線治療などもありますが、難しいのが現状です。
診断され5年間生きられる方の割合は27%程度とされます。

癌になりやすいのか

初めに端的に申し上げますが、
結石があっても癌が増えることはない
というのが現状では一般的に言われています。

確かに胆嚢癌になった人は、結石もあることが多いです。
しかし、結石のある人が癌になりやすいという報告はありません。

ゆえに胆嚢結石があるが症状のない人は
癌が心配だから手術をするというのは必要ありません。

これは胆道癌診療ガイドラインというものにも明記され、
日本全国同じようにしているかと思います。

最後に

胆嚢癌を起こしやすい(リスクとなる)状態は確かにあります。

しかし、胆嚢結石は関係がないといえます。

手術については症状があるかどうかを参考に検討してください。

お大事に。